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ホルモン補充療法としての「尿療法」

  日本語訳のある尿療法の海外文献の一つ、J .W . アームストロング氏の著書「命の水 奇跡の尿療法」の中に、同氏の友人である O・ワーノック=フィールデン氏が書いた、尿療法の作用機序に関する分かりやすい一文を見つけたので紹介させて頂きます。

「(飲尿療法は)尿の中に排出されるホルモン、特に性ホルモンを体内に戻すことによって病気を治す力を発揮するのではなかろうか。ホルモン補充だけを目的として飲尿が行われることがあることが知られている。(美肌、若返り効果を求める場合など)また、尿の中に溶け込んでいる組織構成物質の再利用を目的とする場合もあると思われる。食品や薬剤による治療によって体内に蓄積された有毒物質が刺激となり、組織の一部が破壊されて尿中に排泄されるのかもしれない。尿を飲む事により、破壊された組織の構成物質を回収する事が可能になり、有効な組織修復が行われると主張する人々もいる。これを現在の科学で証明することは難しいが、組織が破壊された器官が、大量の飲尿により再生したことが記録されているケースが数多くある。」

  このコメントに関連する意見として、腸管造血説で有名な、お茶の水クリニック院長 森下敬一博士は、飲尿療法が血液中のソマチッドの回収・再利用につながるので特に著明な回復効果をもたらすと推定されるという意見を述べておられます。

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